大阪・関西万博③

建物見学


025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。見学した部分のご紹介をします。

マレーシアパビリオン

外観はφ約50mmの竹が約150〜200mmピッチで単管とクランプ(建設現場の足場に使われる材)で固定されておりました。竹ルーバーとでも呼ぶことにします。

この竹ルーバが角度を変えて設置されていることで、単調でなく動きのある外観となっておりました。

ガラスの衝突防止シールは、国旗の星をモチーフにされているようでした。

螺旋階段の中央部には大木をを模した籐(ロタン)?でできたオブジェがあり、天窓から光が注いでありました。

階段の足元には、壁に埋め込まれた小さな足元灯が使われていました。照明の角度が変えられるようになっていました。

モナコ公国パビリオン

円筒形の外観で、ステンレスパネルで作られていました。

ヘアラインと鏡面仕上げで分けられており、文字などはシートの切り貼りで作られています。

鏡面の部分に換気フードが取り付けられており、反射して少し分厚く見えます。

入口の自動扉は円形状でした。

建物外部にも展示空間があり、円筒形の平面を柱や梁で作られていました。

スペインパビリオン

大階段を登った奥に入口があります。正面を円形に切り欠いており、黄色やオレンジの輝度が高めの映像により太陽を表現されていました。

階段や入口前のベンチは、押出成形版のリブ材のようなもので作られていました。(床用でつかえるのかな?)

屋根も階段状に床で使っている材料で作られています。

屋根の段々は、高さ別にそれぞれ独立していて、それぞれがスチールの丸パイプで繋がれており、梁方向の力に対応しているようでした。

内部は、海についての展示をしている暗いエリアとポストカードによる展示をしている明るいエリアに分かれていました。

インドネシアパビリオン

背後のスペースフレームで作られた木質の門型の構造からガラスで作られたボックスがはねだしているような、外観でした。

内部は、熱帯雨林を彷彿とさせるような、植栽エリアがあり、水蒸気が出ており、湿度管理がされているようでした。

熱帯雨林を抜けると、鏡面の円柱を中心に360度の映像展示空間が行われていました。

外から見えたガラスのはねだし空間は、回廊でした。

最後は、インドネシアが目指すスマートシティの模型が展示されていました。模型とプロエジェクターを用いた展示が、他の海外パビリオンにも多くあるように思えました。

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